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過去7年間、不当なスポンサー料を上乗せしていたことが発覚してFFP規定違反の疑惑

 プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティが、欧州サッカー連盟UEFA)主催のカップ戦出場停止処分を下される可能性が浮上している。クラブの財政健全化を図るために導入されているUEFAファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定に違反した疑いがあるためだ。

 シティのFFP規定違反に関しては今月、サッカー界の情報暴露サイトフットボール・リークス」のハッキングによって得た情報として、ドイツ誌「デア・シュピーゲル」が報道。シティは過去7年間、クラブの予算を増やす目的で不当なスポンサー料を上乗せしていたことが明かされている。

 また、シティとフランス1部パリ・サンジェルマン2014年にFFP規定違反の処分として、罰金とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の登録人数制限が下されたが、本来は欧州カップ戦出場停止という厳罰の対象になる。これは当時のUEFA事務局長ジャンニ・インファンティーノ氏(現・国際サッカー連盟会長)がUEFAとの和解交渉で便宜を図ったとされており、「特別扱い」を受けたという疑惑も浮上していた。

 英衛星放送局「スカイスポーツ」や英高級紙「ガーディアン」などでは、改めてシティのFFP規定違反が認められれば、UEFA主催の欧州カップ戦への出場停止処分が下される可能性があると報じられている。

 ペップ・グアルディオラ監督の下でプレミアを制し、次はCLのタイトルが期待されているシティ。果たして、どのような決定が下されるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

現在シティを率いるグアルディオラ監督【写真:Getty Images】


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