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PSG元会長のヴィルヌーブ氏が交渉の場にいたと告白「イタリアでのジムの場に…」

 レアル・マドリードは常勝という結果と相手を圧倒する内容を同時に求められる、世界でも数少ない重圧を背負うクラブの一つだ。そのクラブの監督を務めることは指揮官にとって何よりも名誉なことだが、22年間にわたってアーセナルの監督を務めたアーセン・ベンゲル氏も、在任中にレアルからの誘いを受けていたようだ。スペイン紙「AS」などが伝えている。

 ベンゲルの過去について触れているのは、パリ・サンジェルマンPSG)で2008年から09年までクラブ会長を務めていたシャルレス・ヴィルヌーブ氏である。ベンゲル氏と交友関係にあるが、当時ロンドンの首都クラブ存在感を示していたベンゲルに対して、レアルが熱い視線を送っていた。

「二つのクラブが常に彼を監督として欲しがっていたんだ。私はレアル・マドリードが彼と交渉しようとしているイタリアでのジムの場にいたことがあるんだ。しかし、彼はアーセナルにとどまることを決めたんだけどね」

 また、注目していたのはレアルだけではない。遠い過去にはブンデス絶対王者であるバイエルンも興味を示していたのだという。

「彼がモナコでの時を過ごした後、バイエルンも彼のことを狙っていた。なぜならばアーセンは4カ国語を操れる人物だからね」

 1980年代後半から94年まで指揮を執ったモナコ時代から注目していたことになる。しかし、ベンゲル本人はモナコからJリーグ名古屋グランパスエイト(当時)、そしてアーセナルの監督という道を選んだ。スペインドイツの列強2クラブから常に注目されていたベンゲル氏。アーセナルを退任した今もこれからの去就の注目が集まっているが、今回の友人の告白は、手腕が常に認められていた証拠だろう。


Football ZONE web編集部)

昨季まで22年にわたってアーセナルの監督を務めたベンゲル氏【写真:Getty Images】


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