『ABC』は14日、「チェルシーのスペイン代表FWアルバロ・モラタは、心理士の診断を受けていることを明かした」と報じた。
昨年夏にレアル・マドリーから5800万ポンドでチェルシーにやってきたモラタ。当初はゴールを量産したが、怪我もあって徐々に調子を落とし、後半戦ではほとんど結果を残せずに終わった。
しかし今季は再びフォームを取り戻しており、マウリツィオ・サッリ監督の下でゴールをコンスタントに決めている。
彼が明かした復調の理由は、心理士の元を尋ねて診断を受けたことだったという。
アルバロ・モラタ
「僕は思う。自信を持つことはとても重要なのだとね。
人生のこの時点で気付いたんだ。常に自分の心を鍛えなければいけないと。フィジカル面の準備をするだけではなくてね。
プレッシャーに対処するために。そして仕事をするために。これがピッチの中で最も重要なことなんだよ。
僕は精神を鍛えるということを考えたことはなかったんだ。サッカー選手として、『心理士』という言葉を最初に聞いたときはビックリしたけれどもね。ただ、僕は助けが必要だと気付いていたんだ」
「心理士と最初に話す時には、少し恥ずかしかった。自分の問題を全て伝えることがね。そして、皆の助けを借りることができて、サッカーでの幸せを取り戻せたんだ。
心理士のところに行くということは、何かの問題を抱えていたり、何かネガティブなものに関連している。それが本当に重要なものであるときには、それを考えるべきだと思う。
今、ピッチの上では僕は最高の時を迎えてはいない。しかし、これまでよりもずっと幸せだ。チェルシーでも、代表でも。
再びゴールを決められた。しかし、最高のサッカーをしているわけではない。だから心理士のところに通い続けるよ。プレッシャーと感情を管理するための助けになるからね」
(昨季の後半戦では怪我と不調に苦しみ、ワールドカップにも出られなかった)
「妻や家族には言ったんだ。僕はサッカーを楽しむために1~2歩後ろに下がらなければならないなと。
多くのプレッシャーにさらされていた。そういう時、サッカーが楽しめなくなるものなんだ。この夏には、プレッシャーのないチームに行きたいと1~2回思ったほどだった。
多くのことが頭の中で起こる。しかし、今僕はまたサッカーを楽しめている。つまり頭の中をどう調節するかの問題だったんだ。それこそが、体をコントロールすることにも繋がるよ」
(出典 news.nicovideo.jp)
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