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ロシアW杯惨敗後も苦戦のドイツ 監督批判巻き起こるも「僕らは信頼している」

 ドイツ代表は今夏のロシアワールドカップ(W杯)で史上初の1次リーグ敗退を喫し、9月からスタートしたUEFAネーションズリーグでも苦戦している。ヨアヒム・レーブ監督の続投に批判の声も上がるなか、FWマルコ・ロイスは同監督を擁護した。「南ドイツ新聞」の内容をドイツメディアSPORT BUZZER」が報じている。

 2014年ブラジルW杯で世界一に輝いたドイツは、今夏のロシアW杯でも優勝候補の一角に挙げられていたが、蓋を開ければ初戦でメキシコに0-1で敗れ、スウェーデンには2-1で辛勝したものの、第3戦で韓国に0-2で敗れ、グループリーグで姿を消した。

 W杯後、ドイツは歴史的惨敗からの復活を目指して新設のネーションズリーグに臨んだが、戦績は思わしくない。フランスとの初戦は0-0と新W杯王者に引き分け、その後オランダに0-3で完敗。第3節ではフランスに1-2で敗れ、勝ち点わずか1でグループ1の最下位に沈み、リーグAからリーグBへの降格危機に瀕している。

 レーブ監督はW杯前にドイツサッカー連盟(DFB)との契約を2022年まで延長したが、W杯での不名誉な結果を受け、その去就が注目を浴びた。結局DFBは続投を決定し、ドイツの未来を同監督に委ねたが、ネーションズリーグでの不振を受け、風当たりはますます強くなっている。

 しかしロイスは、「彼(レーブ監督)はこの10年間、ドイツサッカーを強化してきた。W杯は失敗に終わったけど、その功績は認めるべきだ。僕らは以前と変わらず彼を信頼している」とコメントチームのレーブ監督への信頼は揺らいでいないとし、同監督の近い将来の解任や辞任は「全く考えられない」と話した。さらに「僕の目には、彼はとてもリラックスしているように見える。でも、その緻密さは今までと変わらない」とも述べ、周囲の批判にもレーブ監督は動揺を見せていないと語っている。

 ドイツは現地時間15日のテストマッチロシアに3-0で勝利したが、ロイスは足に打撲を負ってこの試合を欠場。19日に行われるネーションズリーグオランダ戦に間に合うかも微妙な状況だ。なお、ドイツが2連敗を喫した10月のネーションズリーグでも、ロイスは膝の故障でいずれも不在だった。


Football ZONE web編集部)

レーブ監督(右)の続投に批判の声も上がるなか、ロイス(左)は同監督を擁護した【写真:Getty Images】


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