(出典 www.soccer-king.jp)



▽懸念のジョゼ・モウリーニョ監督3年目のマンチェスター・ユナイテッドで新たな内紛が生まれているようだ。イギリスタイムズ』はセルビア代表MFネマニャ・マティッチの重用に関して、多くの選手たちから不満の声が上がっていると伝えた。

▽11日に行われたマンチェスター・シティとの今季最初のダービーで屈辱的な1-3の惨敗を喫したユナイテッドは来シーズンチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位トッテナムと勝ち点7差の8位に低迷。この成績不振によってロッカールーム内の雰囲気は最悪のようだ。

▽『タイムズ』が伝えるところによれば、現在ユナイテッドチーム内で大きな問題となっているのが、今季低調なパフォーマンスながらもケガとサスペンションで欠場した3試合を除きここまでの公式戦全試合で起用されるマティッチの起用法だという。

チェルシー時代にモウリーニョ監督とリーグ優勝を経験したマティッチは昨夏、その指揮官の求めに応じてユナイテッドに加入。初年度は中盤のフィルター役として獅子奮迅の活躍を見せたが、今季はケガやロシアワールドカップ(W杯)参加の影響か攻守両面で精彩を欠く。シティとのダービーでもMFイルカイ・ギュンドアンのマークを簡単に外して3失点目に絡んだことが非難の的となっていた。

▽それにも関わらず、マティッチが起用され続けていることに多くの選手たちは不満を示しているという。

▽また、先日に同選手が、「僕らは団結している。勝とうが、負けようが、僕らはどんなときも一緒だ。メディアの報道は真実じゃない。モウリーニョ素晴らしい人間だ。彼はプレミアリーグにやってきて以来、リーグにあらゆる変化をもたらしてきた。彼がいるからこそ、プレミアリーグがより面白みのあるリーグになったんだ」と、選手とモウリーニョ監督の確執を否定し、同監督を称賛したことも影響しているようだ。

▽現在、チーム内で“アンタッチャブル”な存在と揶揄されるマティッチとしては今後のパフォーマンス向上によって自身が主力に相応しいことを証明する必要があるのかもしれない。一方、モウリーニョ監督も今後のパフォーマンス次第で同選手を外すという決断も必要になってくるはずだ。

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