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 今季苦戦しているマンチェスター・Uジョゼ・モウリーニョ監督が、昨季まで同クラブプレーしていた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチに、助けをめているという噂が報じられた。メディア『ESPN』が11日に伝えている。

 現在プレミアリーグで8位と苦しんでいるマンチェスター・Uフランス代表MFポール・ポグバモウリーニョ監督の不仲が取りざたされるなど、ピッチ内外で不協和音が生じている。そして今回、モウリーニョ監督チームの再建を図るために、イブラヒモヴィッチをの移籍市場で再獲得するかもしれないとの噂が流れた。

 バルセロナユヴェントスパリ・サンジェルマンPSG)などでタイトルを獲得し続け、マンチェスター・Uでは自身を“”と称したイブラヒモヴィッチに、モウリーニョ監督が“”頼みする可性について『ESPN』は次のように報道イブラヒモヴィッチの再獲得の意義を説明している。

モウリーニョ監督ピッチ内外での騒動の原因は、(元イングランド代表FWウェイン・)ルーニーイブラヒモヴィッチといった尊敬されるような実績十分のリーダー的存在が退団してしまったことと考えている」

「もし、イブラヒモヴィッチがオールド・トラフォードに戻ったら、その価値はゴールでは計測できない。モウリーニョ監督にとってイブラヒモヴィッチの本当の価値は、ドレッシングルームでの影だろう」

ポール・ポグバチームで最も高い評価を得ているプレーヤーだが、イブラヒモヴィッチが築いてきたようなキャリアはまだなく、彼のような人柄とは少し違う。そのため、周囲からイブラヒモヴィッチほど敬意を得られていない」

イブラヒモヴィッチは練習から献身的な姿勢を見せ、メディアに対してはチームメイトを称賛していた。そのため、イブラヒモヴィッチの背中が、若い選手のモチベーションを高める役割を担っていた」

 現在37歳のイブラヒモヴィッチは2016年からマンチェスター・Uに在籍。ヨーロッパリーグ(EL)やプレミアリーグの要所で貢献した。そして今年3月メジャーリーグサッカーMLS)のロサンゼルスギャラクシー(LAギャラクシー)に移籍。同クラブ公式25試合に出場すると、21得点を記録しており、直近の6試合では6得点と大活躍を披露している。

イブラヒモヴィッチの存在はマンチェスター・Uにとって大きかったようだ [写真]=Getty Images


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