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昨季と同じ状況を受け、かつて三冠達成の指揮官ハインケス再登板ジョークが飛び交う

 バイエルン・ミュンヘンは、現地時間6日に行われたブンデスリーガ第7節でボルシアMGと対戦し、0-3で敗を喫した。ここ4戦未勝利で“危機的状況”に立たされている王者を巡り、ネット上ではくもユップ・ハインケス氏の再招聘に向けたジョークが飛び交っている。

 バイエルンブンデスリーガ第5節でアウクスブルクに1-1で引き分けると、第6節のヘルタ・ベルリン戦を0-2で落とした。続くUEFAチャンピオンズリーグCLグループステージ第2節のアヤックス戦も1-1と引き分け。そして今回のボルシアMG戦では、まさかの大量失点で公式戦2敗を喫した。

 突然の失速と、この時期の“0-3での敗”で、思い浮かぶのは約1年前の出来事だ。当時のバイエルンは、ブンデスリーガ第3節でホッフェンハイムに敗れ、第6節のヴォルフスルクに2-2で引き分ける。そして、直後の9月27日CLグループステージ第2節でパリ・サンジェルマンPSG)に0-3で敗れて公式戦2敗を喫すると、クラブはその翌日、カルロアンチロッテ監督を電撃解任した。

 バイエルンはその後、2012-13シーズンチームを率いてCL、DFBポカールブンデスリーガ三冠を果たしたハインケス氏に羽の矢を立てた。すでに引退していた同氏を引っり出すことに成功すると、チーム調子は上向き始め、最終的にはブンデスリーガ優勝を飾っている。

会長電話している画像に「頼む、出てくれ…」 ツイッター上で飛び交うジョーク投稿

 こうした経緯から、ツイッター上ではバイエルンウリ・ヘーネス会長が、再びハインケス氏に連絡を取っているということを話のネタに盛り上がりを見せている。

ハインケスは用心のため、携帯電話(の電)を切っているだろう」
「ユップはウリに見つからないよう、人保護プログラムを受けている」

 そうしたツイートのほか、ヘーネス会長電話をしている画像に「一度しか言わないぞ、ヨーゼフ(ハインケス氏の名前)。君のを預かっている。今すぐに乗れ!」や、「頼む、出てくれ、頼む、出てくれ、頼む…」といったキャプションを付けた投稿に大勢の人が「いいね」と反応している。

 また、携帯電話の画面に、ヘーネス氏から6件の不在着信と「を繋いで電話に出て」「助けて」「ユップ、頼む」としつこくメッセージが送られている様子を合成したものまである。多くのアンチバイエルンにとっては、格好の話題なのだろう。「ヘーネス会長の依頼に応えたくないハインケス氏」という構図にして、それをジョーク交じりに楽しんでいるようだ。(Football ZONE web編集部)

昨季もシーズン途中からバイエルンを指揮したハインケス氏だが…【写真:Getty Images】


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