CL第2戦でCSKAモスクワに0-1敗戦 「雰囲気はもちろん良くなかったけど…」
レアル・マドリードは現地時間2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第2戦CSKAモスクワ戦に0-1で敗れ、公式戦3試合連続で勝ち星なし・ノーゴールとなった。この状況で気がかりなのはFIFA最優秀選手のクロアチア代表MFルカ・モドリッチだ。スペイン紙「AS」の取材によると、フレン・ロペテギ監督から3~4試合の休養を提案されていたという。
CSKA戦でモドリッチはドイツ代表MFトニ・クロース、ブラジル代表MFカゼミーロ、そして今季好調のMFダニ・セバージョスとともに中盤を構成。ゲームは圧倒的に支配したが、前半2分に浴びたMFニコラ・ブラシッチの先制ゴールを挽回できないまま、シュート26本を放ちながら完封負けを喫した。モドリッチは「ここで勝ち点を失うことは予期していなかった」と振り返り、シームの現状について語る。
「ドレッシングルームの雰囲気はもちろん良くなかったけど、僕らは頭を上げてできるだけ早く解決していかないといけない。特にセビージャ戦から今日まで3試合連続でゴールを奪えていないのは気になるけど、勇気を持ってポジティブに考えて、改善して次の試合を勝利すると確信しているよ」
ゴールを奪えてないFW陣についても「問題ない、と僕は言っている。チャンスはあったけど、今夜は“入りたくない日”だったんだろう。フットボールだから解決策は見つかるよ」とモドリッチらしくチームメートを気遣うコメントをした一方、こんなことも話していたという。
ロシアW杯で燃え尽き症候群、レアルにとってのキーポイントは司令塔モドリッチの状態
「ミステル(監督)は僕に対して3~4試合休んではどうかと言っていたけど、最終的には僕を招集メンバーに入れてくれたからね」
昨シーズンCL3連覇を果たしたレアル、そしてロシア・ワールドカップ(W杯)でのモドリッチの八面六臂の活躍ぶりは、世界中での語り草だ。しかしFIFPro(国際プロサッカー選手協会)のインタビューで「燃え尽き症候群になった」と語るなど、W杯直後のモドリッチは心身ともに消耗していた。
それだけにローテーションを重視するロペテギ監督としては序盤戦から無理はさせたくないとの意向があったかもしれないが、最終的にはモドリッチの起用に踏み切っている。
押しも押されもせぬ世界最高峰の司令塔になったナンバー10だが、相手だけでなく疲労との戦いも懸念されるだけに、本人と指揮官がどんな判断を下すかがレアルにとってのキーポイントになるかもしれない。(Football ZONE web編集部)
(出典 news.nicovideo.jp)
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