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日本代表が次どんな戦いをするか」という注に応えるプレー約束

 保一監督が率いる新生日本代表は10日、際親善試合コスタリカ戦(パナソニックスタジアム吹田/19時20分)に向けて前日練習を行った。“4日遅れ”での初を迎えることになったが、「いろんな感情を持ってピッチに立たないといけない」と覚悟を口にした。

 日本代表は3日から札幌合宿をスタート。7日に際親善試合チリ戦(札幌ドーム)に臨む予定だったが、6日午前3時過ぎに北海道胆振地方を震とする地震が発生して中止が決まった。チーム作りにおいては強チリとの重なテストマッチの機会を失い、9月シリーズは1試合のみとなった。

 10日の練習も冒頭15分のみの開で、コスタリカ戦で3バックと4バックどちらのシステムが採用されるかなどベールに包まれている部分は多い。しかし、今回の招集メンバーで数少ないロシアワールドカップ組であり、最多のキャップ数(33)を誇る槙野は、リーダー格の一人として“代表選手のあるべき姿”に言及した。

「若い選手たちはA代表デビューする選手もいると思います。経験ある選手としては、W杯が終わって民の皆さんがサッカーに関心を持っていますし、日本代表が次どんな戦いをするのか注している。台風地震、被災している方に対しての思いもあります」

 槙野自身、ロシアW杯では31歳にして憧れの舞台に初めて立った一方、DF吉田麻也サウサンプトン)、DF昌子源鹿島アントラーズ)の牙を崩せなかった。今後、代表で自身の立場を確立するためにも、監督へのアピールが必要だろう。

「より責任と覚悟を持って戦わないといけない」

 ジャパンのディフェンスリーダープレーメンタル面などあらゆる面で先頭に立ち、チームを引っっていくつもりだ。


小田智史(Football ZONE web編集部) / Tomofumi Oda

日本代表DF槙野智章【写真:Getty Images】


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