UEFA公式が中村の“伝説の一撃”に加え、ガッツポーズ写真も紹介
日本が誇る天才レフティーの功績は今も色褪せていないようだ。欧州サッカー連盟(UEFA)は公式サイトで「スコットランドのクラブは、どうやってイングランドのクラブと戦ってきたのか?」と特集。かつてスコットランドの名門セルティックで輝きを放った元日本代表MF中村俊輔(ジュビロ磐田)が、“最後の男”として再び注目を集めている。
スコットランドとイングランドのクラブはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やUEFAヨーロッパリーグ(EL)でしのぎを削ってきた。記事では「2006-07 のCLグループリーグで、シュンスケ・ナカムラがパークヘッドでマンチェスター・ユナイテッド相手にゴールを決めて1-0と勝利して以来、スコットランドのクラブは、イングランドのクラブに13試合連続未勝利だ」と指摘。27日には、EL予選でスコットランドのアバーディンが、イングランドのバーンリーに1-1と引き分け、これで14試合連続未勝利(8分6敗)と近年はスコットランド側の劣勢が続いている。
1960-61シーズンから先日のアバーディン対バーンリー戦まで、両国クラブの対戦は通算50試合にのぼり、対戦成績はスコットランド側が13勝19分18敗で負け越し。中村が決めた伝説の一撃でユナイテッドを沈めて以降、スコットランド側は勝利から見放されているが、記事では中村のゴール動画に加え、ガッツポーズの瞬間を写真付きで紹介している。
約30メートルの位置から豪快FK…セルティックの史上初のCL16強に貢献
中村がイングランドクラブの撃破に貢献したのは、2006年11月21日に行われたCLグループステージ第5節のユナイテッド戦だ。
背番号25を背負った日本人レフティーが本拠地セルティックパークで輝きを放つ。後半36分、ゴールまで約30メートルの位置で直接FKのチャンスを得ると、ゴール右上隅に豪快な一撃を叩き込んだ。これが決勝点となり1-0と勝利を収めたセルティックは史上初のCLベスト16入りを果たした。
中村のスーパーFKは今でも語り草となっているが、イングランドのクラブを粉砕した“最後の男”として再び脚光を浴びている。
(Football ZONE web編集部)
(出典 news.nicovideo.jp)
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