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    ▽欧州サッカー連盟(UEFA)は20日、2017-18シーズンのUEFA欧州最優秀選手賞最終候補3名を発表した。

    ▽昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグに参加したクラブの監督、コーチら80名とヨーロッパ各国のジャーナリスト55名によって選ばれる同賞。

    ▽最終候補3名には今夏レアル・マドリーからユベントスに移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、レアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが選出された。

    ▽同賞を歴代最多の3度受賞しているC・ロナウドは、昨季のCLでレアル・マドリーでの3連覇に貢献。さらに、昨季CLでは15ゴールを記録し6年連続得点王という偉業を成し遂げていた。
    ▽一方、そのC・ロナウドのマドリーの元同僚であるモドリッチは同じくCL3連覇に大きく貢献。さらにクロアチア代表のキャプテンとして臨んだロシア・ワールドカップ(W杯)では、同国史上最高位の準優勝に貢献し、自身も大会最優秀選手にあたるゴールデンボールを受賞していた。

    ▽また、昨夏リバプールに加入したサラーはプレミアリーグで得点王となる32ゴールを記録するなど、昨シーズンの公式戦52試合で44ゴールを挙げる圧巻の活躍を披露。チームのリーグ4位フィニッシュに加え、CL準優勝に大きく貢献していた。

    ▽なお、同日に発表された女子のUEFA欧州最優秀選手賞最終候補3名はヴォルフスブルクのデンマーク代表FWペルニール・ハーダー、リヨンのノルウェー代表FWアーダ・ヘーゲルベリ、リヨンのフランス代表MFアマンディーヌ・アンリが選出された。

    ▽男女のUEFA欧州最優秀選手賞は8月30日にスイスのニヨンで行われるCLグループステージ抽選会の場で発表される。また、今回発表された男子のUEFA欧州最優秀選手賞の4位から10位までのランキングは以下の通り。

    ◆2017-18シーズン、UEFA欧州最優秀選手賞最終候補

    -.FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー&ユベントス/ポルトガル)
    -.MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/クロアチア)
    -.FWモハメド・サラー(リバプール/エジプト)

    4.FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー/フランス) 72pt
    5.FWリオネル・メッシ(バルセロナ/アルゼンチン) 55pt
    6.FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン/フランス) 43pt
    7.MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/ベルギー) 28pt
    8.DFラファエル・ヴァラン(レアル・マドリー/フランス) 23pt
    9.MFエデン・アザール(チェルシー/ベルギー) 15pt
    10.DFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリー/スペイン) 12pt
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    (出典 news.nicovideo.jp)

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     ネイマール(パリ・サンジェルマン)やフィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)ら多くのブラジル人選手が欧州のビッグクラブで活躍し、今夏には次世代スターの呼び声高いヴィニシウス・ジュニオールがレアル・マドリードの一員となった。サッカー王国とも称されるブラジルには、今もなお新たな才能たちが眠っている。その“ダイヤモンド”を見つけ出すのがスカウトの仕事だ。

     一流選手を見極めるための視点とは何か。サントスやアーセナルのスカウトを歴任し、現在はマンチェスター・Uの南米エリア担当スカウトを務めるサンドロ・オーランデッリ氏が『サッカーキング』のインタビューに応じてくれた。

    ――まずはこれまでの経歴と現在の仕事について教えて下さい。
    サントスのスカウト統括ディレクター、ブラジル代表のスカウティングディレクターを歴任し、スカウティングシステムの構築に注力してきました。その後、アーセン・ヴェンゲル監督のもとでアーセナルの南米エリアのスカウトを務め、現在はマンチェスター・Uの南米担当スカウトとして活動中です。18歳以上のブラジル人選手のスカウティング責任者として、1週間に約8試合をスタジアムで観戦し、選手たちの分析を行っています。25選手ほどの細かい分析レポートを作成して、クラブに送るのが私の仕事です。また『ディアゴノスチコ・デ・タレントス』という団体を立ち上げました。これは私のスカウティングメソッドに基づき、チームや選手を分析する団体です。スカウティング能力向上についてのセミナーをブラジル全土で開催しています。

    ――スカウトとは具体的にどのような仕事なのでしょうか?
    ダイヤモンド採掘者と同じでサッカー選手における“才能”を発掘するのが仕事です。ダイヤモンドも土に埋もれていれば、他の石ころと同じように泥がついていますよね。たとえ今は光っていなくても、その汚れを取り除いた状態、つまりダイヤモンドかどうかを見極める目が求められます。才能を見極めるためには、『テクニック』、『戦術』、『フィジカル』、『メンタル』の4つの観点を重要視しています。またその4つのトピックからさらに細分化して選手を見て、他の選手と比べていかなければなりません。マンチェスター・Uならマンチェスター・Uの評価メソッドがあるのですが、基本的に発掘の方法は各スカウトに任されています。そこはスカウトの力量にかかっているというわけです。

    ――ダイヤモンドかどうかを見極めるポイントはありますか?
    全てをお伝えすることはできませんが、年齢によって変わります。 まずは選手のストロングポイントとウィークポイントを割り出し、その要因を分析します。12歳くらいまでの選手であれば、ボールと身体の関係性を特に見ますね。身のこなしや身体の使い方が自然か、自然じゃないかという点です。13歳以上の選手であれば、それにプラスして先ほどお伝えした4つのポイント(テクニック、戦術、フィジカル、メンタル)の中で、突出した能力や今後の伸び代があるかどうかを選定の際に気をつけています。ちなみにマンチェスター・Uでは30項目以上のチェックポイントがあります。

    ――スカウトキャリアの中で特に印象に残っている選手はいますか?
    15歳の頃に見つけたカカ(元ミラン、レアル・マドリードなど)ですね。ファベーラ(ブラジルの貧民街)から発掘したウィリアン(チェルシー)とデニウソン(アル・ワフダ)も印象に残っています。あとはアレシャンドレ・パト(天津権健)、今シーズンからバルセロナの一員となったアルトゥールもインパクトがありました。

    ――今年6月から7月にかけて、ロシアでFIFAワールドカップが開催されました。全世界のスカウトたちが注目する大会だと思いますが、移籍市場への影響はありますか?
    スカウトはもちろんのこと、各クラブの首脳陣たちもワールドカップは見ていますからね。獲得する際の情報としてその影響力は絶大ですし、マーケットに与える影響は大きいと思います。

    ――ちなみに日本代表は2大会ぶりのベスト16進出を果たしました。印象に残った選手はいましたか?
    全64試合を分析しましたが、正直いませんでした。

    ――各国で2018-19シーズンが開幕しました。今シーズン、特に注目している選手は誰ですか?
    フランス代表のキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)には注目しています。年齢や身体能力を見てもズバ抜けた存在ですからね。

    マンチェスター・Uのスカウトを務めるサンドロ・オーランデッリ氏


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     バルセロナ育成組織出身の久保建英の電撃移籍によって、注目度が一気に高まった鹿島アントラーズ対横浜F・マリノスの一戦。鹿島としては8月初の連勝を飾り、今月28日に迫っているAFCチャンピオンズリーグ準々決勝・天津権健(中国)とのファーストレグに向けて弾みをつけたかった。

     そのためにも守備の安定は最重要テーマと位置付けられていた。ワールドカップ直後に植田直通がサークル・ブルージュ(ベルギー)へ移籍し、昌子源も7月25日に行われたJ1第14節延期分・セレッソ大阪戦で左足関節を捻挫。全治3週間と診断され、今週もまだピッチに立つことができていない。7月末にサガン鳥栖から韓国代表DFチョン・スンヒョンが加入したものの、まだ鹿島に完全適応したとは言い切れないところがある。7月18日のリーグ再開後を見ても、無失点で乗り切ったのは8試合で2試合のみ。「ウノゼロ(1-0)」で勝つのが伝統である鹿島にとって、これだけ失点が多い状況は許されない。その苦境を脱するべく、今季清水エスパルスから加入したプロ7年目の犬飼智也に託される役割は大きかった。

    「最近の失点は自分たちが隙を作ってしまったりとか、ちょっとした部分が原因になっている。だからこそ、自分たちの戦いをブレずに続けることが大事。『自分たちは守れるんだ』という自信をプレーで表現することを心がけています」

     背番号39はその言葉通り、横浜FM相手に確固たる自信と強気の姿勢を押し出した。「マリノスの攻めは後ろからビルドアップしてくるので、周りをしっかり動かしながら、僕ら後ろの選手たちがボール回収を90分間やり切ることだと思います」と試合のポイントを語っていたが、確かにボール支配率では圧倒された。それでも体を張った守りを続け、前回対戦では0-3と大敗した宿敵を鹿島らしい「ウノゼロ」で撃破。貴重な勝ち点3を上積みすることに成功した。

    「今季は僕が一番いろいろな選手とセンターバックを組んでいて、スンヒョンともまだ4試合目ですけど、僕としては無駄に多いくらいコミュニケーションを取るようにしています。ピッチの中ではもちろんのこと、外でもかなり喋ってる。剛さん(大岩監督)も『よく喋れ』と言ってますけど、DFは全部を周りに教えられると思う。鹿島に来て一番印象的なことでした。自分がやるだけじゃなくて、周りを動かす守備の大切さを再認識したので、今は意識的にやろうと思ってます」と犬飼は改めて語気を強めた。

     秋田豊や奥野僚右、大岩剛、岩政大樹と常勝軍団には「喋ることで周りを動かせるDF」が常にいた。その系譜を昌子がしっかりと継ぎ、2016年にはFIFAクラブワールドカップ準優勝へとチームを押し上げるまでになったが、現在は守備の絶対的リーダーが不在。誰かが穴を埋めなければならない。今の犬飼にはその自覚があるようだ。

    「近くに源くんといういい見本がいるのは、僕にとって大きい。まだあそこまではできていないですけど、やっぱりセンターバックは喋ってナンボだと思う。源くんみたいになりたい」という強い気持ちを持って、ここ数試合はピッチに立ち続けているという。

     こうした意識は育成時代から過ごした清水やJ1初昇格の原動力になった松本山雅FC時代にはあまり見られなかった部分だ。松本でフル稼働した2014年を振り返ってみても、当時は大久保裕樹や飯田真輝の指示に従う受け身なタイプだった。反町康治監督も「ワンちゃんは身体能力も高いし、才能はあるけど、集中力が切れやすい」とメンタル的な課題を常日頃から指摘。細かい部分を口酸っぱく注意し続けていた。それにより一定の成長は見られたものの、2015年に清水に戻ってからはケガや好不調の波もあって3シーズン続けて不完全燃焼に終わった。そんな悔しさを胸に秘め、あえてハードルの高い鹿島に赴いたのだから、同じ意識でサッカーに取り組んでいてはいけない。本人も違ったメンタリティを持って今季を過ごしているのである。

     昌子はACL準々決勝までに復帰できる見通しだが、そのままレギュラーの座を明け渡すつもりは毛頭ない。大岩監督も昌子とチョン・スンヒョンのコンビがいいのか、昌子と犬飼の方がベターなのかを考えているはずだが、そうやって指揮官を悩ませるような守備を見せ続けることが犬飼にとっての重要テーマと言っていい。

    「鹿島に行けば日本代表も狙える。源くんとナオ(植田)のどちらかからポジションを奪えばその道も開けてくる」と今季加入時にも語っていたが、本当にそうなる可能性はゼロではない。日本代表の森保一新監督は3バックをベースにすると見られるだけに、松本で3バックの基本戦術を徹底的に叩き込まれた犬飼は有利な状況にいる。その強みをハイレベルの場で出すためにも、とにかく鹿島で定位置を確保し続けること。失点を最小限にとどめること。そのタスクを徹底的に遂行するしかないだろう。鹿島の新たな守備の要の奮起に期待したい。

    文=元川悦子

    今季から鹿島でプレーする犬飼智也 [写真]=Getty Images


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