バルセロナがスペイン代表FWアダマ・トラオレ(26)を返却するようだ。
今年1月にウォルバーハンプトンから今季いっぱいのローンで古巣バルセロナに復帰したアダマ・トラオレ。イングランドで鍛え上げたフィジカルをもっての縦突破で当初こそ存在感を示したが、次第に序列を下げてしまっている。
その理由はフランス代表FWウスマーヌ・デンベレの存在だ。今季最終年の契約を巡る交渉が決裂した際はもはや居場所なしかに思われたが、チャビ・エルナンデス監督に能力を買われ、チャンスを得ると、決定的な働きが光せる。
今やデンベレとも再び延長交渉が取り沙汰され始め、後釜として獲得したはずのアダマ・トラオレも将来が不透明な状況に陥っているが、スペイン『マルカ』によると、バルセロナはウォルバーハンプトンに返す見通しのようだ。
アダマ・トラオレをレンタルした際に3000万ユーロ(約41億円)の買取オプションも手にしたバルセロナはその行使も視野に入れての獲得だったが、デンベレの活躍ぶりと延長交渉の再開により、方針転換したという。
なお、直近に行われたラ・リーガ第34節のマジョルカ戦に至ってもデンベレが扁桃腺炎でベンチに回り、アダマ・トラオレの出番かと思われたが、主戦場の右ウィングでスペイン代表FWフェラン・トーレスがスタートから出場した。
(出典 news.nicovideo.jp)
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