Football Select

サッカーの事についてまとめています。 日本サッカー(J1・J2 etc) 海外サッカー(プレミア・リーガ・セリエA・ブンデス etc) 掲載しています。 良かったら覗いてください。

      このエントリーをはてなブックマークに追加



    (出典 i.ytimg.com)



     バルセロナは、パリ・サンジェルマンPSG)に所属するブラジル代表FWネイマールの再獲得へ動いているようだ。6日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

     報道によると、バルセロナPSGに対して、現在バイエルンプレーするブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョをオファーに加えることで、交渉を優位に進めたいと考えているという。

     コウチーニョは今シーズン開幕前、バイエルンへ1年間の期限付き移籍を果たし、ここまでリーグ戦で21試合に出場し8得点を記録している。しかし多くの報道によると、今回の契約に付与された完全移籍への移行オプションを、バイエルンが行使する可能性は低いと見られている模様だ。

     そのためバルセロナは、今シーズン終了時でチームに戻ってきたコウチーニョを含めて、PSGにオファーを提示したいと画策しているという。

     今シーズン開幕前、ネイマール獲得へ動きながらも失敗に終わったバルセロナは、来シーズンこそ同選手をチームに迎え入れられるのだろうか。

    PSGに所属するネイマール(左)とバイエルンにしょお↑うするコウチーニョ(右) [写真]=Getty Images


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【リーグアン】バルサ、ネイマール再獲得へ執念燃やす…PSGへコウチーニョ含むオファーを画策か】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加



    (出典 f.image.geki.jp)



    ドイツ発コラム】DFBポカールブレーメン戦、コスティッチのクロスに飛び込みゴール

     フランクフルト日本代表MF鎌田大地は今、どんどんプレーの幅を広げている。

     4日に行われたブレーメンとのDFBポカール準々決勝(2-0)では見事なゴールを決め、チームベスト4進出に導いたが、狙いどおりの会心のゴールと浮かれることもなく、本人はいたって冷静だ。自分がどのように得点機に関わるべきか、ゴール前にどのように入っていくべきかを、事前にきちんと分析している。

     この日は本来のサイドハーフでスタメン予定だったが、MFセバスティアン・ローデが体調不良で欠場となったため、アディ・ヒュッター監督は4-2-3-1にシステムを変更し、鎌田をトップ下で起用した。ただ本人は、そのポジションから得点チャンスに絡んでいく点で難しさを感じていたようだ。

    「急遽トップ下でしたけど、(そのまま)真ん中に入っちゃうと、クロスに対しても普通に(相手DFにマークに)つかれていることが多い。右サイドから中に入ったりとかだと、なかなか相手もつきづらい。サイドハーフのほうが(得点の)チャンスがあるかなと思っていました」

     それでも得点につながったのは、センターからでも相手DFにつかれにくいような動きができていたからではないだろうか。中盤から長い距離を走って、ゴール前に入っていけるようになっていることがその要因として考えられる。そういえば鎌田は、5日前に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ザルツブルクとの第2戦(2-2)後も、そのあたりに手応えを感じていた。

     この日の得点シーンもそうだ。ただ必死に、ダッシュで走り込むわけではない。まだセンターサークル付近にいた鎌田は、味方の攻撃のリズムに合わせてするするとゴール前へ走りこんでいく。相手DFの背後に回り込みながら、左サイドフリーで抜け出してボールを受けたMFフィリップ・コスティッチが、ある程度余裕を持ってクロスを上げられる状況を確認すると、“ここにボールが来れば1点”というポジションへパスを呼び込む。

    「得点感覚を研ぎ澄ます」とは、どういうことか――。それはゴールできる位置を探り出すことではないだろうか。試合の状況、ボールと味方と相手選手のポジショニング。そこからゴールにつながる線を作るための点として、最適なポジショニングを探す。「ワンタッチゴーラーは運がいい」とか、「あれなら誰でも決められる」と言われたりもするが、そうではない。ボールがこぼれてくるところへ彼がいたのではなく、彼がいたところへボールがこぼれてくるような位置取りができているということなのだから。

    「周りからの信頼も、点を取ったことでより増えた」

     そのためには、味方選手の特徴も分かっていなければならない。「あいつならばここへ、こうしたボールを送ってくれるはずだ」という事前情報があるから、それに対応したプレーができるというわけだ。

    アンドレシウバがかなり良くて、1人でボールを収められちゃう。コスティッチとの相性も良いし。僕もコスティッチとの相性は良いし。で、結構(前線の)3枚でチャンスを作って、やり切れるのが増えてきているなと思う。ウチとしては結構やることがハッキリしてて、みんなが同じことをやって。前もクオリティーがあるので、いいチームになってきているのかなと思います」

     特に鎌田とコスティッチの関係は、今年に入って非常に良くなってきている印象がある。どちらかというとコスティッチは左サイドから1人でガンガン行って、味方がそれに合わせるという感じが強かったが、ここ最近はコスティッチのほうが、鎌田やシウバの動きに合わせるプレーも増えてきている。

    「コスティッチも結構、僕のことを信頼してくれているのを感じる。やっぱり周りからの信頼も、点を取ったことでより増えたし、僕自身もプレーしやすくなっているので。今は点も取れて自信もついているし、ここから上手く得点、アシストを重ねていけば、いいシーズンだったと言えるぐらいに終われるのかなと思います」

     後半戦の序盤は出場機会が訪れない時期もあったが、気がつくとまた主力の1人になっている。トップ下だけではなく、攻撃的な右サイドハーフ、試合の中ではチーム全体のバランスを見ながらボランチの位置まで下りてくることもある。そうした状況に応じたプレーを選択しながら、ゴールに絡む仕事ができているのだから、チーム内での評価も高くなる。

    「優勝を狙っている」というDFBポカール。準決勝の対戦相手はまだ決まっていないが、ブレーメン戦の終了間際に危険なファウルレッドカードをもらったコスティッチは4試合の出場停止処分を下されている。チームとしては大きな痛手であり、その分、鎌田にかかる期待は大きい。チームを決勝が行われるベルリンの舞台へ導くことができるだろうか。期待は膨らむばかりだ。(中野吉之伴 / Kichinosuke Nakano)

    フランクフルトで好調をキープしているMF鎌田大地【写真:Getty Images】


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【ブンデスリーガ】「周りが僕を信頼してくれている」 鎌田大地が覚醒、ドイツで研ぎ澄まされる“得点感覚”】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加

    no title


    【識者コラム】劣勢の前半に選手がハイプレスを断念 「正しいかどうかは分からないが…」

     リーガ・エスパニョーラ第26節の“エル・クラシコ”、レアル・マドリードバルセロナに2-0で勝利した。前半はバルセロナ、後半はレアルが攻勢だった。

    「前半はバルセロナボールをあげることにした。正しいかどうかは分からないが、そうすることに決めた」(レアルDFセルヒオ・ラモス

     ジネディーヌ・ジダン監督の策はハイプレスだったようだ。バルサのビルドアップを敵陣で阻止する、攻撃力を元から断つという作戦である。バルサに確実に勝とうと思ったら、これが一番効く。ボールを保持できなければ、バルサは決してスーパーチームではないからだ。実際、この試合の後半はそうだった。

     一方、バルサのポゼッションを阻止するのは至難の業でもある。ボールを持たせなければいいというのは分かりきった結論なのだが、それを実行するのはほぼ不可能なのだ。レアルも、前半はバルサのパスワークを制御できていなかった。

     GKからでもパスをつないでいくポゼッションに対してのハイプレスは、諸刃の剣でもある。ハイプレスでビルドアップを破壊できればいいが、プレスを外されてしまうと自動的に相手のカウンターアタックを食らってしまうからだ。だからハイプレスがはまらなかった前半のレアルは、危険な状態になりかかっていた。そこでラモスが話しているように、レアルは引くことにしたわけだ。ハイプレスが機能していないと判断し、いったん撤退することにした。

     この決断ができるのは、さすがだと思う。監督の決めた作戦を試合中に選手の判断で変えるというのは、そう簡単なことではない。素早く次善の策を講じる、それをチームメートが即時に理解して共有する、というのはそう簡単ではないはずだ。

     しかし、それをすんなりとやれてしまうところにレベルの高さを感じた。ただ、それよりも作戦変更は「正しいかどうか分からない」のだ。正解が分かっていれば誰でもやれる。正解が分かっていないのに作戦を変更する決断をするところが、さすがである。

    日本代表が苦手な試合中の対応力、監督を尊重しすぎてしまう?

     もしかしたら、そんなことは当たり前なのかもしれない。なぜなら、選手だけでなく監督を含めて、誰にも正解など分からないからだ。ジダン監督の策も後半については正解だったが、前半は不正解だった。どうせ誰も正解など分からないなら、監督の作戦が間違っていたと思えば選手が違うアイデアで変えればいいだけ。何も恐れる必要はない。ダメでもともとである。

     ところが、なかなかそれができない。特に日本代表は苦手だ。

     2019年アジアカップ決勝で、カタールに対して日本のハイプレスは全くはまらなかった。バルサ戦前半のレアルと同じ状況である。しかし、日本は当初の方針を変えず2失点してしまっている。ハイプレスを強行するならマッチアップを噛み合わせなければならなかったし、そうでなければレアルのように一時撤退を決断しなければならなかったが、どちらもなかった。

     置かれている状況を把握できていないのか、監督を尊重しすぎてしまうのか、単に責任を負いたくないのか……。いずれにしても状況が悪い時に柔軟に対処することが苦手である。例にあげたカタール戦だけでなく、このケースは繰り返されてきたので、日本代表の取り組むべき課題だろう。(西部謙司 / Kenji Nishibe)

    レアル・マドリードがクラシコを2-0で完封勝利【写真:Getty Images】


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【リーガエスパニョーラ】「監督の作戦」を選手が変更し“撤退” レアルがクラシコで見せた決断力と日本代表の課題】の続きを読む

    このページのトップヘ